プロジェクト活動状況

英彦山プロジェクト


目的


・英彦山の自然と歴史史跡を保存しながら、観光資源を活用して観光産業を振興し「むらおこし」につなげる活動を支援する。

これまでの取組


・平成28年5月と9月に英彦山地区住民(十数名)と本プロジェクトチームとの交流会をもち、坊舎・松養坊に宿泊、史跡探訪を行った。
・添田町主催の観光フォーラムあるいは観光セミナー等に参加。
・11月に小水力発電現地視察。場所は朝倉市白木地区。参加者は添田町小河副町長以下13名、ふるさと創成の会10名。白木発電村事務局及び九大島谷教授に講演をしていただく。
・平成29年3月、6月、英彦山門前町同好会例会参加。
・6月、添田町主催のデービッド・アドキンソン氏講演会「歴史・文化を活かしたまちづくり」に8名参加。
・本会の9月例会講演者に英彦山山伏末裔・九大准教授・知足美加子氏をお招きする。タイトルは「修験道文化と地域再生」。

これからの行動計画


・添田町及び英彦山活性化観光拠点づくり協議会(あるいは英彦山門前町同好会)と連携しながら、地元住民の視点を重視して英彦山の観光産業の活性化を支援する。

過去の取り組み

  • 2018年4月28日

    今日は英彦山に江戸時代から続く「増了坊」という坊舎の庭掃除のボランティアに参加しました。
    江戸時代の最盛期、英彦山には八百以上の坊舎がありました。
    「増了坊」は江戸時代から三百年にわたり英彦山を援助した肥前鍋島家の宿坊。
    「亀石坊」、「政所坊」とともに英彦山御三家と称されました。
    この「増了坊」を修繕して残そうという活動が始まりつつあります。
    新緑の英彦山。
    参道に残るかつての坊舎、「増了坊」の裏庭の木々の枝打ちや清掃をしました。

  • 2017年6月24日

    英彦山国史跡指定記念を兼ねて添田町で行われた歴史・文化を活かした「まちづくり!講演会」にふるさと創成の会から9名で参加しました。
    基調講演は、デービット・アトキンソン氏による「文化遺産を活かした地域活性化について」でした。

    自然 、気候 、文化 、食事 それに多様性・・これが観光の基本である。様々な分析による検証が提示されるなか、日本は、全て兼ね備えています。滞在型の観光客を、いかにして呼び込めるかが、発展の鍵だと。
    講演者デービット、アトキンソン氏 (株)小西美術工芸社社長 英国人の目からの日本へのメッセ―ジは説得力がありました。
    「観光とは、(神の)光を観ること」という言葉・・・霊山の英彦山に、ぴったりではないですか?私たちの日本は宝物がイッパイです。

  • 2016/09/24~09/25 添田町英彦山地区の地元皆さんとの交流会でした。

    一般社団法人ふるさと創成のの会から16名参加。
    1時間15分をグループ討議。45分で懇親会。
    短い時間でしたが、地域の現状と将来について、いろいろな意見が聞け、有意義でした。
    6人ずつ5つのグループで話し合ったことを発表していただきました。
    猪と鹿の害が深刻です。特産品のアイディアとして、手作りちまき、観光客の楽しみとして、ほら貝教室、石灯籠の点灯などのアイディアが出たのはとてもよかったです。 水のよさへの着目もありました。

    宿泊は表参道の「松養坊」に泊まりました。180年前の建物。
    この石畳を造った人々がいたことに思いを馳せる夜。この石畳は宝です。

    翌日は英彦山神社でのお祓いを賜りました。

  • 2016/05/21~05/22 添田町英彦山の住民の皆様と一泊交流。

    英彦山を元気にと地元の皆様との意見交換会、区長さんをはじめ20名あまりの皆様とふるさと創成の会8名。
    英彦山の良いとこ探し、そして交流会。
    昔は一つの英彦山村、雄大な神聖なる山、雄大なる自然、明治初期までの修験道、山伏の修行の場、坊が残っています。
    宿泊は「松養坊」にお世話になり、松養さんから、英彦山の歴史、坊について夜更けまで丁寧にお話しいただきました。地元の皆様が英彦山を必死に守っている姿が、感動を呼びました。