7月定例会 星野村ブルーベリー収穫支援&戦後80年祈念事業紹介

7月定例会は、毎年恒例の星野村ブルーベリー収穫支援を行います。

午後は星野村で企画されている戦後80年祈念事業についてお話を伺います。星野村には、原子爆弾が投下された広島で燃えた火が、原爆の火として今も燃え続けています。戦後80年という節目を迎え、星野村で計画されているプロジェクトです。

また、茶の文化館で、八女茶の玉露を楽しみます。(別途料金が必要)

開催概要

日時

2025年7月20日(日)8:30~15:00

集合場所

博多駅筑紫口

案内人

山口聖一氏(がんばりよるよ星野村 代表)

参加費

3,000円(昼食代込み)

お申し込み

(募集は終了しました)

案内チラシ

2025年7月定例会星野村ブルーベリー収穫体験&戦後80年祈念事業紹介

開催結果

参加人数

15名

概要

八女市役所星野支所に10時集合。天候は良く、風も穏やかでした。今年のブルーベリーは質が良いということで、山口さんよりご案内をいただき、ボラタ森付近の農場に移動。

ブルーベリーの収穫支援ということで、収穫したブルーベリーは全て提供するのですが、手伝いの謝礼として1人200gをいただき、別途ほしい人は100gあたり200円で購入できるため、数kg集めたブルーベリーはすべて参加者が購入されてしまいました。

昼食後、平和公園に移動し、戦後80年祈念事業の説明を受けました。

原爆の火とは

星野村にある平和公園には、原爆の火があります。これは、星野村出身の山本達雄さんが広島から持ち帰って灯し続けた唯一の残り火です。

1945年8月6日、広島に赴任していた山本さんは、出勤中の列車で被爆しました。当時広島でお世話になっていた叔父を探して町を歩き回りましたが、見つけることができず、仕方なく持っていたハクキンカイロに火を灯し、形見として星野村に持ち帰りました。

この火は山本さんの自宅で絶やさないように燃やし続けました。はじめ、山本さんはこの火を使ってアメリカに復讐しようと考えていましたが、長い歳月の中で平和を願う気持ちが芽生えてきました。

火を灯して23年経った1968年、朝日新聞の取材がきっかけで、星野村として火を守っていくことになりました。そして、戦後50年にあたる1995年に平和公園を整備し、現在も火を灯し続けています。

原爆の火は条例に基づいて分火や採火を行っていますが、戦後80年となる本年、より認知度を広げるための祈念事業を企画しています。

八女市役所の各支所や八女市周辺の平和イベントの際に原爆の火を採火したり、FMやめで「平和はあなたから始まるボイスリレー」を実施しています。

平和はあなたから始まるボイスリレー公式URL

https://www.fmyame.jp/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%81%AF%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8B-%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC

さらに、「平和はあなたから始まる舞台」という野外ステージを企画しています。

このイベントに振付師の夏まゆみさんがプロデュースをする予定でしたが、ご不幸があり、現在はご主人が意志を引き継いでステージの開催を進めています。

 

説明後は、茶の文化館にてしずく茶をいただきました。星野村は八女茶の産地で、熟練した技術で手摘みされた希少なお茶を体験することができます。

しずく茶は八女茶を最大限に味わえる星野村独自の飲み方で、最後は茶葉を食べることができます。

しずく茶を楽しんだあとは、茶の文化館を見学し、現地解散しました。

感想

平和の塔の話は、大変感慨深いものがありました。
ブルーベリー採りも楽しかったのですが、平和の塔のことを初めて知り、広島の日を絶やさないようたくさんの方が関わったこと、とても感動しました。
星野村平和公園で平和の塔に保存され燃え続ける原爆の火のことを山口さんから聞けたのはとても有意義でした。
ブルーベリー摘み、健康的な食事、深い歴史の話、本当の茶の美味しさ、すべてにおいて本物の日本美を味わうことができました。日本人としての美意識を大切に伝えたいと気づかせていただけたイベントでした。
とても大きく美しい、ブルーベリーがとれました。
すばらしい体験でした。楽しかったです。
充実した一日でした
有意義な一日でした。
とても楽しかったです
ブルーベリー収穫、平和の塔、山口さんの説明が良かったです。